最低限は3つで十分です。
完成写真 / 今回の一言メモ / 自分用の出来ばえ評価。基本の材料や手順はレシピ本体へ残し、毎回の記録では「今回だけ違ったこと」に集中します。

料理記録を「日記」ではなく「次回の材料」にする

料理日記には、食べたものを残す目的もあれば、料理の再現性を高めるために残す目的もあります。後者では、1日単位の記録より「どのレシピを、何回目に、どう作ったか」をつなげた方が見返しやすくなります。

2026年時点では、同じ料理を作るたびに写真やメモを追加できる料理記録アプリも複数あります。この形式自体が特定のアプリだけのものではありません。大切なのは、何を毎回残せば自分に役立つかです。

手順1:基本レシピは1つにする

同じ「親子丼」を作るたびに新しいレシピを作ると、基本分量や手順を直したときにどれが最新版か分からなくなります。まず、現在の基準となるレシピを1つ決めます。

レシピ本体:料理名、基本材料、基本分量、基本手順、普段使うメモなど。
調理履歴:作った日、今回の写真、今回だけ変えたこと、感想、自己評価など。

レシピ本体の整理方法は、自分のレシピを管理する方法で詳しく説明しています。

手順2:作るたびに「1回分」を追加する

1回分の記録には、全部を入れ直す必要はありません。次の3〜4項目を残せれば十分です。

  • 写真:完成状態を後から見比べる材料
  • 一言メモ:前回と違ったこと、失敗したこと、良かったこと
  • 自分用評価:その日の自分の基準で出来ばえをざっくり残す
  • 次回の1点:次に変えたいことを1つだけ書く

日時が自動で残る仕組みなら、毎回入力する必要はありません。記録を続けるには、「毎回書かなければいけない項目」を増やしすぎないことが重要です。

手順3:写真は「映え」より状態が分かることを優先

記録用の写真は、SNS向けの写真とは目的が違います。色、焼き目、とろみ、厚さ、盛り付け量など、自分が次回確認したい状態が分かれば十分です。

  • 毎回なるべく同じ角度で撮る
  • 大きさが重要なら皿や器をそろえる
  • 断面が重要な料理は完成写真とは別に残す
  • 失敗した回も削除せず残す

専用のビフォーアフター機能がなくても、同じレシピに時系列で写真が並べば比較材料になります。

手順4:メモは「次に変えること」を中心にする

「おいしかった」「失敗した」だけでは次回の行動につながりにくいため、原因と次の変更を短く残します。

残りにくいメモ次回に使いやすいメモ
味が濃かった醤油を次回は大さじ1→0.8程度で試す
肉が硬い次回は火を入れる時間を短くする
まあまあ味は良い。水分だけ少し減らす
成功今回の火加減・時間を基本レシピへ反映する

細かい数値を必ず残す必要はありません。「次回どこを変えるか」が分かる程度で構いません。

手順5:自己評価は「客観点」ではなく自分の目盛りにする

点数を使うなら、他人と比較する評価ではなく、自分の中で前回との変化を見る目盛りとして使います。

たとえば100を「普段どおり」と決めるなら、90は少し失敗、110はいつもより良かった、といった使い方ができます。ただし、これは味や技術を科学的に測るものではありません。

点数の意味を固定しすぎない:味、見た目、食感を全部1つの点数にすると理由が分からなくなることがあります。評価と一緒に短いメモを残す方が振り返りやすくなります。

記録を改善につなげたい場合

前回の記録から次に変えたい点を1つ決めておくと、今回との差を見返しやすくなります。ただし、このページの中心は「何を記録するか」で、改善手順そのものではありません。

調味料・火加減・時間などをどう1つずつ試し、採用する変更を基本レシピへ戻すかは、同じ料理を何度も作って改善する方法で詳しく説明しています。

調理回数・最終調理日・平均は何に使うか

履歴が増えると、回数や最終調理時期も見られるようになります。ただし数字を増やすことが目的ではありません。

調理回数
定番になっている料理を見つける参考。
最終調理時期
しばらく作っていない料理を思い出す参考。
平均評価
自分の評価基準を継続して使っている場合の大まかな振り返り。
ベスト記録
うまくいった回の写真・メモへ戻る入口。

「回数が多いから上手」「平均点が高いから客観的に良い」とは言えません。自分の履歴を探しやすくするための補助情報として使います。

記録が続かないときは、項目を減らす

毎回5分以上かかるなら、記録方法が重すぎる可能性があります。まず写真1枚と一言だけに減らし、それでも後から不足を感じた項目だけ追加してください。

最低限

  • 写真1枚
  • 一言メモ
  • 必要なら自己評価

余裕があるとき

  • 変更した分量
  • 火加減・時間
  • 家族の反応
  • 次回の改善点

もっと気軽に日々の料理を残したい場合は、料理日記の付け方のように写真と一言から始める方法もあります。

Solodishで残せる料理記録

Solodishでは、同じレシピへ複数の調理履歴を追加できます。

  • 各履歴に写真を保存
  • 各履歴にメモを保存
  • 0〜150の自分用スコアを保存し、100を基準として表示
  • 履歴を新しい順・スコア順で表示
  • レシピ詳細で調理回数、最終調理時期、平均スコア、ベスト記録を振り返る

このスコアはAI採点や客観的な料理品質ではありません。また、現在案内している範囲には、複数写真を専用画面で並べるビフォーアフター比較機能は含めていません。

→ Solodishの現在確認できる機能を見る

確認した公開情報

いずれも、同じ料理を繰り返し記録する使い方が現在の市場で実際に提供されていることを確認するための参考です。特定製品だけの独自機能だと示す根拠にはしていません。